you know something?

Use it for myself.

駐車場と言えども、凶器でいっぱい (;・∀・)

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まずは、画像をご覧ください。

さるスーパーマーケットの駐車場で撮影いたしましたが、アンカーで固定されていたと思われる輪止めが、何と、後方に押し下げられておりました。

思うに、当時の状況は...

  • 輪止めを押したままバック
  • しばらくしたら、輪止めを押したまま右にハンドルを切ってターン
  • 破壊した輪止めをそのままに、前進して駐車場より出庫

といったところが、私の観察結果であります。

駐車場の輪止めは、常に鈍い衝撃が掛かり続けていますので、アンカー部分が比較的早く経年劣化してしまい、後進によって外れてしまうコトは珍しくもありませんが、それにしましても、それを押し切る、とは...

いささかドライバーの技量を疑わざるを得ませんが、恐らく高齢者による運転ではないか?と推察しております。

現場周辺の路面はアスファルトで、広い面積が平面でしたから、単純に押し続けるコトができましたが、雨水側溝や速度防止のリベットなど、平面ではなかった場合、どのような事態になっていたのか。

あるいは、重い後進のため、急激にアクセルを吹かしたら...

想像すると怖くなってしまいました。

 

昨今は、高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる衝突事故や、路上での信号無視、あるいは反対車線を逆走するなど、いささか「ご老人だから」という寛容を越える非常識な事案が新聞紙上などで報道されるコトが増えております。

少子化の最中、凶器と化した乗用車を運転する老体が生き残り、交通法規に則って歩道を歩いていた子供たちの命が失われてしまったのでは、本末転倒どころの話ではありません。

国や地方自治法、あるいは警察による対策が望まれるところではありますが、荒くれな高齢ドライバーの増加に追い付くはずもありませんので、まずは、

  1. 例え低速でも、稼働車両には最大限の注意を払う
  2. 危険は車両だけではなく、その周辺にも内在している
  3. 高齢ドライバーは無条件で 120% 危険認定。ご本人さまが如何な反論を試みようとも衰えは無慈悲な結果を生む。君子危うきに近寄らず

の 3点を頭に入れて、自ら危険に対する備えを心掛けて参りましょう。

© toomores_such