you know something?

Use it for myself.

事業規模あるいは領域を見直す時期なんでしょうねぇ...


photo by samsungtomorrow

 

スマホ市場全体の主導権を握るほどには至らない

最近、かつてのスマホの雄の凋落を報ずる記事を見掛けるコトが多くなりましたが、マーケットにおける主導権を握れなかった以上、成熟化した市場に拘泥するコト自体が却って危険な賭けになってしまうような気がいたします。

市場の二極化が進行したコトで、ローエンドを中心とする新興国市場が脚光を浴びるようになっては参りましたが、よくよく考えてみれば、そうした果実も、荒地を開拓してきたチャレンジャー企業の努力の賜物でありまして、

こっちはダメになったけど、あっちの方はまだ良さそうだなぁ

などど、生半可なお気持ちではないとは存じますが、大企業といえども、荒野を闊歩する 21世紀のチャレンジャーたちは簡単な相手ではありません。

結局は、彼らとの唯一の差である資金力にモノを言わせ、大規模投資で対抗するコトが必須になることでしょう。

さりとて、ご愛用くださっているお客さまは実際にまだいらっしゃる訳ですから、急激な転換ではなく、既存のお客さまを大切にできる分岐点まで事業規模を縮小し、浮いたリソースを新規事業の開拓に振り向ける、という選択肢も無きにしも非ずです。

個人的には、一国の GDP を左右する企業は、マスマーケットでの消耗戦ではなく、国家の未来に貢献できる領域を常に掘り起こして行くコトこそが本望、とは思います。

 

事業の分かれ目、というものは、企業の大小に関わらず、常にぶち当たり、その打開に悩むものです。

他人事とは思わず、その選択を注視して参りますが、他山の石とならぬよう、ご成功を心よりお祈りいたします。

P.S.

そういう意味では、そうしたチャレンジャーたちと Win-Win で在ろうとする Google さんの戦略は旨い、とも思いますし、やっぱり Apple さんの競合は、故ジョブズ氏がお怒りになられた通り、やっぱり Google さんだったなぁ、と。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00000232-scn-sci

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