胸毛があっても AED
ここ数年、簡易的な救急法講習会に参加しておりますが、胸毛の過多で AED の使用を拒否とか、ましてや客室乗務員がそんなコトを言っている航空会社は素人目にもサイテーです。
AED には剃刀が付属していますが、救命救急は 1秒 2秒を争う現場なので、最悪胸毛の上からパッドを装着してでも、救命措置を行うべきです。
もし、ご本人が戻ってきた場合、外す時がとても痛いですが、それは生きている証拠。嬉しい痛みじゃないですか。
とにかく、医者以外の人間がするコトは、4つ。
- 周囲の安全確認
- 対象の意識の確認
- 心肺蘇生
- AED の使用
専門家の到着まで、ひたすらこれを続ける。消え入りそうな命を前に、考えない。ひたすら続ける。実際の現場で忘れず実行できるようにしたいものです。