なかなかの良記事 其の四
以前は眉唾な記事が多いなぁ、と感じていた (失礼) 東洋経済さんですが、最近はなかなかに鋭い記事が多く、大変小気味良いです。
書籍の売り込みのため仕方ないのかも知れませんが、「ハイパーインフレ」とか、「滅ぶ」とか、いささかキャッチーなフレーズを躍らせている点が気になりますが、
アベノミクスの本質は、対症療法にすぎない。
という点には激しく同意いたします。
また、この点をハッキリと明記した記事を見掛けておりませんでしたので、この点だけでも、なかなかの良記事だと思います。
ただ、
- じゃあ、長期的な構造問題とは一体なんぞ?
- 財政の健全化は、どうやって実現するの?
- 稼ぎ口の無い地方は、財政出動無しで全滅の憂き目?
などなど、出口戦略については具体的に語られていない点がいささか不満ではありますが、そこは御本を買ってください、ということなんでしょうw
何はともあれ、ご一読あれ。