弟分がいよいよテイクオフですねっ!
photo by Australian Science Media Centre
7年間にも渡る太陽系の旅を終えて大気圏で燃え尽きた「第20号科学衛星MUSES-C」、通称「はやぶさ」。
その旅は艱難辛苦の連続で、その度に乗り越えて行くヒトの知恵と、はやぶさ自体がもたらす正に奇跡とも言える運用に、宇宙戦艦ヤマトになぞらえるまでもなく、正に感動の連続でありました。
過酷な宇宙空間を毎時数キロメートルという速度にもかかわらず、動作しているだろう姿を想像いたしますと、日本人的感覚なのかも知れませんが、その健気さに、何やら涙が出て参ります。
無事の帰還と、学術的な進歩への貢献と、そして何よりも明日を担う子供たちの憧れとならんことを。
旅の平穏を心よりお祈り申し上げます。