冷夏の影響なんて、やはり関係無い
7-9月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で、前期比年率1.9%減と、速報値(1.6%減)から下方修正された。市場予想も下回った。
偶然にも目標インフレ率と GDP の年率減が、ほぼ同値というのは、何かの偶然でしょうかw
いずれにしましても、これほど までに 消費税率のアップ は 景気を冷やす効果 があるコトは、ハシモトデフレで散々経験した にもかかわらず、またもや景気回復中に施行してしまう短慮。
今となっては、数少なくなりつつあるリソースを、景気回復にジックリ集中できない短慮。
為政者の思慮の無さには、ほとほと呆れてしまいます。
設備投資と公共投資が下方修正されたことが全体を押し下げた。
冷夏の影響なんて、やはり関係ありませんでした。マクロ的な下支えとなる公共投資を減らしておいて、よくもまぁ。
結局のところ、金融政策以外、まったく機能しておらず、今回のマイナス成長は、ほとんど政府・国会の責任と申し上げても過言ではないでしょう。