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なかなかの良記事 其の十


photo by MShades

 

金融市場はすでに追加緩和を織り込んでおり、もとに戻すのは現実的でなく、いったん決定した政策を短期で変更すれば中央銀行の信認にかかわるため、熟慮の上賛成した

(´ヘ`;)ウーム…
リカバリー案無しで賛成していては、どっちにしてもダメじゃん、としか思えないのですがw

それにしましても...

佐藤委員は追加緩和に反対した理由として、
1)2年という特定の期限に2%との特定の物価を目指すのは、中央銀行の政策としてなじまない、
2)市場から(中央銀行が財政の穴埋めを続ける)財政従属との懸念を持たれやすい、
3)国債の市中発行額の9割もの買い入れは過大なため
──と説明

と、そもそも論として「やっぱ、日銀としては量的緩和は、やったらダメだったんじゃん?!」と同義のようなコトをおしゃっているような気がいたします。

この方は、一体何の審議委員をなさっているのでしょうか。というか、日銀の政策決定会合とは、本当に機能しているのでしょうか。疑問です。

と、こんな感じで、佐藤審議委員の主張は「じゃあ、どうしたら良いのか」がまったく抜けて落ちておりますので、いささか「どうよ?」とは思いますが、現状認識として、ご本人の弁は正しいと思いますので、

何はともあれ、ご一読あれ。

© toomores_such