個人的には「甘い」と思います
このことはFRBが2015年に困難な立場に立たされる可能性を示している。
下記記事は、FRB の動静が世界各国の経済情勢を配慮せざるを得ない、という主旨で述べられていますが、個人的には「甘い」と思います。
米国の内需が外需に助けられている、と判断されれば別ですが、単独で「力強い」と FRB が判断すれば、躊躇なく利上げを断行するコトでしょう。FRB の金融正常化への執着を侮ってはイケません。
とにもかくにも国益優先ですから、米国内の経済 (or 金融) の加熱感が強まれば、FRB に躊躇う理由はありません。それで、新興国がポシャっても、です。
英国からの独立と国内の内戦。そして、二度に渡る世界大戦と冷戦での勝利を得た米国の本質は「冷徹なまでの合理主義」、その一点に尽きる、と思います。