you know something?

Use it for myself.

まずは @100円/米ドル を超える円高を目指してみませんか?

Yen

デフレ下では個々人にとって正しい貯蓄などの行動が、経済全体を破壊してしまうという意味で、「不思議の国のアリス」の状態から一刻も早く脱却し、「普通の国のアリス」にいかに戻すかが課題

www.bloomberg.co.jp

ココ、スゴい大事ですね。

つまり、少子高齢化によって「可能な限り少ないお金で沢山のモノやサービスを受けたい」傾向が強まるので、デフレ傾向となるのは当然なのです。

それ故の「デフレ ≒ 資本主義にとって死に至る病」を阻止するための日銀の大規模オペレーションでしたが、金融政策はあくまで「時間稼ぎ」でしかなく、その効果は限定的なので、いつまで経っても 2% の物価上昇率を実現できないのは、ある意味当然の帰結でもあります。

さりとて、有効な財政政策が打てるのか?と言えば、従来型の公共投資では大した効果も期待できず、さりとて、政権内にイノベーター(知恵者) もおらず、且つ各省庁は既得権益を護るため規制緩和に消極的、とくれば、財政政策も望み薄なのは「自明の理」でありましょう。

じゃあ、どうすればイイ? このまま座して滅びを待つのか?

という問に対しては、一つだけ方法があります。

 

それは、円高、です。
それも、かつて無い円高
@100円/米ドル を超える円高、です。

 

多くの皆さんが誤解されていらっしゃいますが、日本は決して輸出国ではなく、内需国であり、世界でも有数の消費国でもあります。

少子高齢化で人口減が進行しつつあるとはいえ、2019年現在、1億人を超える人口を保有する国家は世界で 12 しかありませんし、先進国という括りであれば、その数は恐らく半分以下となるでしょう。

jyosiki.com

そんな世界でも数少ない影響力を持った国家が自国通貨安 ヽ(´ー`)ノマンセー などと宣っていて、裕福になれるはずもありません。

むしろ、「円高」は国民に富をもたらすでしょう。

資源が少ない我が国にとって、自国通貨高は輸入材を安く仕入れられるようになりますので、仮に国内での加工が割高となっても、それを相殺あるいは相殺できないまでも、納得できる品質を得られるコトは間違いないでしょう。

人口減を補う外国人労働者についても、円高であれば、支払う賃金が少なくとも、彼らが母国の家族へ送金できる額は今よりもずっと多くなり、Win - Win の関係を築けます。

輸出を活性化したい米国 ≒ トランプさんも円高を歓迎してくれるでしょうねw

バブル期のような派手な海外旅行も楽しめるようになるのは、庶民にはウレシイ特典でしょうw

また、金融についても、円安よりは円高の方が恩恵が多いコトは、お詳しい方であれば、周知の事実でしょう。

もちろん物事には「光と影」が有り、イイコトばかりではありませんが、金融政策もダメ、財政政策もダメ、どちらかと言うと「外圧を掛けてもらった方が変わり易い」日本人の性質上、実は「円高」が一番安牌な選択でもあるのです。

したがって、多くの国民の想いが、そしてそれを受ける政党・政治家が円高に向けて行動してくれるコトを願って止みません。

まずは、ココまでヤらかしてしまった「日銀のオペレーション」にどう始末を付けるか。

もし、真っ当な未来を得たいのであれば、その議論から始めるコトになるでしょう。

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