you know something?

Use it for myself.

いやはや。全くもって、おっしゃる通り。

Yen

 リーマンショックの時はビビってしまって、人生で何度有るだろうか?と言っても過言ではない「バーゲンセール」を逃してしまってから約 10年。

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 それでも、もう一度くらい同じようなチャンスは到来するはずだ、と「ジッと我慢の子」で「いざ鎌倉」に備えてきたのだから、ようやく訪れたこの機会を逃さず、ココは一気呵成に参りますよ、と思いつつも、心の何処かで「しかし、底値近くでなければ意味が無いので、慎重を期すべし」と自制していたのが、功を奏したのかも知れないな、とシミジミ。

 そう思えるほどに、皮切りとなった NY 市場の暴落当初は「短期的だろう」という認識でいましたが、引用ブログ主がおっしゃる通り、皆が考えていた以上に市場から力強さが失せ、どうやら長期化も考慮しておかないと痛い目に遭いそうな臭いが漂って来たような気もします。

 

かつて「長期的には経済は良い方向に向かっている」という主張に対して、こんな言葉を返した経済学者がいました。『長期的には、われわれはみんな死んでいる』と。彼の名はジョン・メイナード・ケインズ。後にマクロ経済学の父と呼ばれるひとです。

 ただ、確かにケインズは『長期的には、われわれはみんな死んでいる』と言いましたし、確かに彼はそう考えていたのかも知れませんが、彼が存命した大戦中ならいざ知らず、今我々が生きる 21世紀における人類の叡智に私は未だ絶望していません。

 加えて、今回はウイルス相手ですから、10年前の新型インフルエンザ流行時のように、ワクチンや特効薬の開発、またそれらを生産する体制の確立は確実に潮目を変えるでしょう。

 なので、慌てず、騒がず、そして欲張らず、身の丈に合った資産運用ができるよう、「葵 徳川三代」の "津川家康" の如く、とにかく用心深く、そして慎重に、しかし一旦事有らば、即座に動けるよう備えておくコトが肝要、だと思います。

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