WF で先行販売された 35ガチャーネン マシーネンクリーガー 第2弾 FIREBALL
私は WF に行けなかったので、KAIYODO オンラインショップで購入いたしましたが、このキットがまた、なかなかの曲者でした。
さてもさても、その珍道中を下記に綴って参りましょうか。
商品コンセプトに疑問
twitter でも呟きましたが、
原作者曰く「マシーネンは1/20が1/1だから楽しい」とのコトだから縮尺を小さくすれば弊害も出るはずで、その点では第1弾の組み易さは異常だったのかも。シリーズとしては目先を変えるために必要なマーケティングかも知れないけど、サクサク組めないなら #ガチャーネン はもう買わないかな。 pic.twitter.com/XqC49iPNwk
— toomore_such (@toomore_such) 2017年8月9日
原作者曰く
マシーネンは 1/20 が 1/1 だから制作していて楽しい
とのコトですから、縮尺を小さくすれば弊害が発生するのは当たり前で、細かいパーツの連続はピンセットと接着剤の使用を常に要求し続けます。
なので、第1弾のように 「サッと組んで直ぐ塗装」 を期待していた身としては、かなりイライラが募りました。
途中から 「これはオモチャじゃない。プラモデルなんだ」 と思い込むようにはしたものの、それでも所詮ガチャガチャ程度の精度しか無い訳ですから、諸々を飲み込み切るには些か役不足で 「一体どういうコンセプトで売ろうとしてんの、これ」 とか、あらぬ方向へ思考が飛ぶコト請け合いです (苦笑
こうして考えてみると、第1弾の組み易さと程良い造形のバランスは異常だったのかも知れませんね。
最大の難関はダボピン
流し込み方式の接着剤に頼ったのは、大失敗でした。針の先ほどしかないダボピン全て溶解して天に召されました (号涙
背面バーニア
ピン昇天後は辛うじて固定できているだけで、ほぼフニャフニャ。
横バーを真鍮線で置換しても良かったのですが、 「そこまでするほどのキットか」 と思い直し、転がっていたプラ板の切れ端で挟み込んで、ガッツリ接着剤を流し込み強固に接着しました。
見ようによっては 現地改修された FIREBALL っぽくなったので、これで良し (ヲイ
巷で組立困難と噂されている #ガチャーネン 第2弾 #SAFS #FIREBALL
— toomore_such (@toomore_such) 2017年8月11日
背面バーニアを止めるピンが細すぎて接着剤の溶解に耐えられないので、プラ板で挟み込んでみた。これでうまく固定できるかな。 pic.twitter.com/1N1GYISbwO
頭部アンテナ
案の定、折れました。まぁ当然の結果ですね。
このキットには真っ直ぐ、且つ長めのランナーが無いので、ここは、さすがに同経の真鍮線で置換しました。
巷で組立困難と噂されている #ガチャーネン 第2弾 #SAFS #FIREBALL
— toomore_such (@toomore_such) 2017年8月11日
ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
やっぱり、アンテナ折れたか... もう真鍮線でガッツリ補強だな、これわ。 pic.twitter.com/4R0qWybIEh
塗装
さて、ようやく、お楽しみの塗装です。
先ずは、黒のサーフェイサーで下地を整えた後、FIREBALL と言えば、白が印象深い色ですが、個人的には陸戦 S.A.F.S のグレーの方が好みなので、今回は折衷案としてグレーとしては少し明るめの C376 レドームグレー を グランプリホワイト と混色しながら、筆塗りしました。
その後、ラッカー系の光沢スプレーで全体をコート。 スミ入れ塗料 ダークブラウンでウォッシングした後、エナメルのガンメタルでチッピングしました。
ただ、少しウォッシングやチッピングの色合いがハッキリし過ぎてしまうきらいがありましたので、スミ入れ塗料 グレーで再度ウォッシングして全体的にトーンを落ち着かせました。
最後にツヤ消しスプレーを施したものかどうか悩みましたが、陸戦型と違い、空間戦闘用はツヤが有った方が実機らしい感じがしましたので、そのままとしてみました。
というコトで、随分と手間を取られましたが、手のひらサイズの FIREBALL
何とか完成に至りましたので、ご笑覧あれ。
"人生という冒険は続く"
from STAR DRIVER 輝きのタクト