もう何と申し上げて良いのやら (´Д`)ハァ…
政府高官の一人は「賃金が物価に追いついていないし、魅力的な商品が出てこない」と指摘
何やら、経済学部に入りたての学生以前のような発言ですね。
賃金が物価に追いつかないのは、経営者が需要、特に内需に確信が持てない、からです。少子化で需要が先細りするマーケットに、だれが好き好んで大規模投資なんぞするもんですか。
だから、設備投資も進みませんし、雇用も増えませんし、賃金も増えません。
少子高齢化の加速に伴う生産人口の減少により雇用環境はカイゼンしているように見えているだけで、本質的に企業は人を抱えるコトに疑心暗鬼、と拝察いたします。
現に、非正規から正規への転換は促進しているでしょうか?
ましてや、魅力的な商品などど...
じゃあ、オマエがやってみせろよ、とか言われてしまいますよ。
デフレ脱却に向けて思うように景気が動かない原因は、企業行動の鈍さにあるとの認識
いつまで経っても第三の矢が打てず、どうやら矢筒に 3本目が入っていなかったので、どこぞを探しまわったものの、一向に見つかる気配の無い、一番スピードが遅い政府に「鈍い」とか言われたくないですよねぇw
アメとムチのはずが、アメだけもらって動いていないじゃないか
以前も言及しましたが、海外シフトが進んだ企業にとっては、
法人減税 ≒ 儲けない本社機能の負担減
で、経営者の皆さん的には
やった。ラッキー
なだけです。同じ法人減税を行なうにしても、一律ではなく、企業の投資意欲を掻き立てる工夫をこらす必要があるでしょう。
何と申しますか、昨今の政治における仕組みづくりの能力の無さは、ある意味致命的じゃないの?と思わずにはいられません。
(-∧-)合掌