自分なりの #COVID19 #SARSCOV2 対策について備忘録代わりにまとめてみた(暫時追記更新予定)
▶ はじめに
まず、個人的な趣向の話で大変恐縮ですが、私は「新型コロナウイルス」という表記を好みません。
理由は下記の二点となります。
「コロナウイルス感染症 Coronavirus disease, COVID」は多岐に渡る感染症で、新型と旧型 と簡単に大別できるような感染症ではない。
「新型」は COVID-19/SARs-COV-2 に限ったものでなく、SARSコロナウイルス(SARS/SARS-CoV)も、MERSコロナウイルス(MERS/MERS-CoV)も 新型 に分類されている。
つまり、現下の事象を特定するには「新型コロナウイルス」という表現は必要十分ではない、というのが私見でもあります。
よって、本ポストでは一般的な呼称を用いず、
と「感染症名称/ウイルス名称」表記で統一します。
▶ パンデミックと政府について
非常事態宣言が解除され、世間は「弛緩モード」へ移行中のようですが、人類が根本的な治療法(ワクチン & 特効薬)を発見 or 発明しない限り、感染回避 or 防止の姿勢を崩す理由は全く見当たりません。
各種報道には、発信側の感情バイアスがかなり掛かっているため、目立った事例が顕現する度に COVID-19/SARs-COV-2 に対する姿勢がコロコロ変わり、情報としてはあまり信を置けません。
しかし、多くの人が、こうした報道を間に受け、第二四半期のような緊張感から緩み始めているのもまた事実でありましょう。
ちなみに、このポストを書いている時点(2020/8/4)では「若者が感染を拡大している」と日々喧伝されていますが、COVID-19 罹患に伴なう発症は専ら かなり確率的な事象 と捉える方が合理的です。
というのも、パンデミック当初は、「高齢者や基礎疾患を持つ人が危い」という見解で溢れていましたが、時を経て分かってきたコトは、高齢者でも治癒している人は居るし、基礎疾患を持つ人にも同様の事例が在る、というコトです。
片や、若く元気な若者でも、SARs-COV-2 が侵入するコトによって「髄膜炎」という重篤な病気を発症してしまうケースも有ります。(ちなみに、当該 20代男性は記憶障害のため、現在もリハビリ中、とのコトです)
つまり、性別や年齢にかかわらず、老若男女に等しく降り掛かる病魔、と認識しておけば、ハズレは無い、という意味でもあります。
なので、それでも命が惜しくない or 残りの人生が後遺症で悩まされても問題無い、のであれば、そうした姿勢を崩すのも結構ですが、そうでないのであれば、これまでの生活で享受できていた受益の中で、感染の確率を上げそうな行動を抑制した方が 身の為 という結論に至るのは容易です。
この辺りの思考訓練については、「非常事態を宣言するの、しないの」と押し問答するヒマで、国家がもっと注意喚起し、国民に周知徹底すべき事柄でありましょう。(しかし、それは戦後教育の敗北を意味しますが)
ただ、感染症対策で大切なのは、「場当たり的な一発芸で世間の耳目を集めるだけ」ではなく「地味な事柄を淡々とこなす粘り強さ」ですが、キャッチフレーズ倒れの政策に慣れ切ったキャチーな政権に、そうした 粘り強さ を望むのは酷な話かも知れません。
私は「第45回衆議院議員総選挙」以降、自民党の主張(憲法改正草案等)に違和感を感じて他党に投票し続けていますが、有権者の多くが投票し長く国政を委ねた政党が、未曾有の危機に際して、これほどまで「危機管理」や「リーダシップ」そして「公僕の統率」の能力に欠如しているとは、多くの人が想像だにしていなかったかも知れませんね。
しかし、それでも選んでしまった、あるいはその成立を阻止できなかった以上、自らの責として往生し、行政に過大な期待を抱かず、合理的な判断の元、個人で可能な感染対策を淡々とこなす他無いのが、残念ならば、我々の現況である、と推察する次第でもあります。
▶ 生活と仕事について
(近日中に更新予定)